比較

Relyt One と Neon を事実で比較

どちらもデータベースのブランチ機能を備えたサーバーレス PostgreSQL サービスです。このページでは、各社が公開している機能と Free プランの情報を、すべての行に出典を付けて並べ、その後に手動移行ガイドを掲載しています。

2026-11-05 時点の情報です。下表の各事実は、その日に各行でリンクしている公式ページと照合しました。

事実の対照表

項目Relyt OneNeon出典
PostgreSQL のバージョン標準の PostgreSQL 17。Postgres 14、15、16、17、18(最新の 5 つのメジャーバージョン)。
データベースのブランチあり。ブランチは親のコピーオンライト(copy-on-write)フォークで、全データを含み、数秒で準備できます。あり。ブランチはデータのコピーオンライト(copy-on-write)クローンで、現在または過去の状態から作成できます。
アイドル時のコンピュートアイドル状態のコンピュートは一時停止し、次の接続で再開できます。Scale to zero は、5 分間操作のないコンピュートを一時停止し、次のクエリで再開します。Free プランでは固定、有料プランではオフにできます。
コンピュートのサイズ単位CU 単位:1 CU = 1 vCPU + 4 GB RAM。CU 単位:1 CU あたり約 4 GB の RAM と、それに応じた CPU とローカル SSD が割り当てられます。
Free プランの料金月額 $0。クレジットカードは不要です。月額 $0。クレジットカードは不要で、Free プランは試用ではなく恒久的なプランです。
Free プランのプロジェクト数1 つの組織で最大 5 つのプロジェクト。100 プロジェクト。
Free プランのストレージ合計 2.5 GB(プロジェクトごとに 0.5 GB を含む)。プロジェクトごとに 1 GB、全プロジェクト合計で最大 20 GB。
Free プランのコンピュートアーリーバード特典として、共有コンピュート時間が無制限。プロジェクトごとに月 100 CU 時間、オートスケーリングは最大 2 CU(8 GB RAM)。
アプリのユーザー向けマネージド認証あり。任意で、現在はプレビュー版です。トークンは短期間有効な EdDSA 署名の JWT で、JWKS で公開されます。あり。Managed Better Auth は、ユーザーとセッションをご自身の Postgres データベースに保存するため、認証の状態もデータと一緒にブランチされます。
ベクトル検索の拡張機能vectors 拡張機能(pgvecto.rs)がすべてのデータベースにプリロード済み。pgvector 拡張機能。
その他の拡張機能pg_trgm、citext、pgcrypto などの拡張機能。pg_trgm、citext、pgcrypto はいずれもサポート対象の拡張機能一覧に掲載されています。
管理 APIAPI キーで使える REST の Open API で、組織、プロジェクト、ブランチ、コンピュートを操作できます。API キーで認証する Neon REST API。Neon は CLI と MCP サーバーのドキュメントも公開しています。

この表は、各社が自社サイトで公開している内容をそのまま記載したものです。ランキングやベンチマークではありません。プランや機能は変わることがあるため、各行でリンクしている公式ページの内容が優先されます。

Postgres データベースを手動で Relyt One に移行する

標準の PostgreSQL クライアントツールを使った手動のダンプとリストアです。対象は PostgreSQL 17 以前のバージョンの移行元データベースです(ローカルサーバーや、これらのバージョンで動く Neon のデータベースなど)。最初の手順のプレースホルダーをご自身の接続文字列に置き換えてから、各ブロックを順に実行してください。

これらのコマンドは、PostgreSQL 17 のクライアントツールを使い、2 台の PostgreSQL 17 サーバー間で記載どおりに再現済みです。

  1. 01

    2 つの接続文字列を設定する

    Relyt One でプロジェクトを作成し、その接続文字列をコピーします。移行元データベースの接続文字列と一緒に環境変数として設定します。Relyt One は PostgreSQL 17 で動作しています。pg_dump のバージョンは移行元サーバー以上である必要があるため、バージョンを確認してください。移行元が Neon の場合は、直接接続(プーリングなし)の接続文字列を使ってください。Neon のドキュメントは、プーリング接続経由で pg_dump を実行しないよう推奨しています。移行元のバージョンが PostgreSQL 17 より新しい場合(例:Neon 上の Postgres 18)、Relyt One の PostgreSQL 17 へのリストアはサポートされていません。

    export SOURCE_DATABASE_URL="postgresql://<user>:<password>@<source-host>/<dbname>"
    export TARGET_DATABASE_URL="postgresql://<user>:<password>@<relyt-one-host>/<dbname>"
    pg_dump --version
  2. 02

    拡張機能を照合する

    移行元データベースで使っている拡張機能を一覧表示し、次に Relyt One のデータベースで利用できる拡張機能を一覧表示します。移行元が依存している拡張機能が 2 つ目の一覧にない場合、それに依存するオブジェクトはリストアに失敗するため、先にスキーマを調整してください。

    psql "$SOURCE_DATABASE_URL" -c "SELECT extname, extversion FROM pg_extension ORDER BY 1;"
    psql "$TARGET_DATABASE_URL" -c "SELECT name, default_version FROM pg_available_extensions ORDER BY 1;"
  3. 03

    移行元をダンプする

    移行元データベースをカスタム形式(-Fc)のアーカイブとしてローカルファイルに書き出します。-v を付けると、ダンプ中のオブジェクトが 1 つずつ表示されます。

    pg_dump -Fc -v -d "$SOURCE_DATABASE_URL" -f source.dump
  4. 04

    Relyt One にリストアする

    アーカイブを Relyt One のデータベースにリストアします。--no-owner と --no-acl は移行元の所有者と権限の文を読み飛ばします(それらのロールは移行先には通常存在しないため)。リストアされたオブジェクトは、接続に使ったロールが所有します。

    pg_restore -v --no-owner --no-acl -d "$TARGET_DATABASE_URL" source.dump
  5. 05

    行数を照合する

    両側ですべてのテーブルの行数を数え、2 つの出力を比べます。一致したら、アプリケーションの接続先を Relyt One の接続文字列に切り替えます。

    for url in "$SOURCE_DATABASE_URL" "$TARGET_DATABASE_URL"; do
      psql "$url" -c "SELECT table_schema, table_name, (xpath('/row/c/text()', query_to_xml(format('SELECT count(*) AS c FROM %I.%I', table_schema, table_name), false, true, '')))[1]::text::bigint AS row_count FROM information_schema.tables WHERE table_type = 'BASE TABLE' AND table_schema NOT IN ('pg_catalog', 'information_schema') ORDER BY 1, 2;"
    done

Free プランで Relyt One を試してみましょう。

GitHub または Google でサインインし、数秒でプロジェクトを作成できます。クレジットカードは不要です。